皮脂が増える原因はホルモンバランスの乱れにあり!

過剰な皮脂は肌の大きなダメージになります。
美肌のためには、皮脂が増える原因を知って、皮脂ケアをすることが大切です。
そこで重要になるのが、ホルモンケアです。
実は、過剰な皮脂には、ホルモンが深く関係しているんですよ。
★性ホルモンには皮脂をコントロールする働きがある
ホルモンは、体の中の様々な反応を調整する働きがあります。
その働きの中に、実は皮脂のコントロールもあります。
つまり、皮脂の量を増やしたり減らしたりするホルモンの分泌が乱れてしまうと、皮脂の量にも影響が出るのです。
皮脂の量の調節に特に関係しているのが、性ホルモンです。
ニキビなど思春期に皮脂の過剰分泌による肌トラブルが表れやすいのは、性ホルモンが関係しているからなんですよ。
★皮脂を増やす3つのホルモンの乱れとは?
皮脂の分泌に影響を与える代表的なホルモンが、以下の3つです。
・男性ホルモン
・黄体ホルモン
・エストロゲン
それでは、それぞれのホルモンはどのように皮脂の過剰分泌に関係しているのでしょうか?
皮脂を出す原因1 男性ホルモンが過剰に分泌される
男性ホルモンの一種であるテストステロンには、皮脂の分泌を増やす働きがあります。
女性よりも男性の方が肌がテカテカしていたり、べたついていますよね。
それは、男性ホルモンの作用で皮脂の分泌が活発だからなんですよ。
そして、実は女性の体の中でも量は少ないですが、男性ホルモンが分泌されています。
この男性ホルモンは、体を興奮させる交感神経が活発になると分泌量が増えます。
つまり、ストレスの蓄積や睡眠不足など交感神経が高まりやすい生活をすることで、男性ホルモンが過剰に分泌されるようになり、皮脂が増えてしまうんですよ。
皮脂を出す原因2 黄体ホルモンが増える
女性ホルモンの一つに、黄体ホルモンと呼ばれるホルモンがあります。
黄体ホルモンは、別名プロゲステロンとも言われます。
この黄体ホルモンにも、皮脂を分泌させる働きがあります。
生理前に、ニキビができるなどの肌トラブルに悩む方も多いですよね。
実は、生理前は黄体ホルモンが増えるため、皮脂が過剰になってトラブルが起きやすいのです。
皮脂を出す原因3 エストロゲンが減る
女性ホルモンの中には、黄体ホルモンとは逆に皮脂の分泌を抑える働きのあるホルモンもあります。
それが、エストロゲンです。
エストロゲンは、卵胞ホルモンとも呼ばれています。
エストロゲンは、美肌ホルモンとも言われており、皮脂を抑えるだけではなく、肌に潤いやハリを与える作用もあります。
生理後から排卵日前にかけて、肌の調子がよくありませんか?
実は、この時期が生理周期の中で最もエストロゲンの分泌が増えるからなんですよ。
★生活習慣を見直して皮脂をコントロール!
以下のような悪い生活習慣は、男性ホルモンや女性ホルモンのバランスを乱します。
・無理なダイエット
・不規則な生活
・睡眠不足
・偏った食事
すると、皮脂が過剰に出るなどの肌トラブルが起きやすくなるのです。
皮脂を適量にコントロールするためには、生活習慣を見直してホルモンバランスを整えることが大切なんですよ。
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